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短編小説集「星の瞳の君、つめたい朝焼け」

990円

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きれいにプレスをかけられたシャツの、甘さのない清潔なにおい。滲む感情が、どうかシャツのしみになりませんように。『スタンド・バイ・ミー』  聞きたくなかった。だけど、聞きたくないとは言えなかった。どんな些細なことでも、たとえ胸の内をかき乱されるような事実でもなんでも、馨さんのことはすべて知りたかった。『月をはらむ川』  ぶつかること、嫌われることを極端に恐れていた。言わずとも察して欲しかった。だけどそれが一番の甘え、一番のわがままだったかもしれない。『はだら雪のリリシズム』  少女の星の瞳は瞬く。かなしみに、さみしさに、しあわせに。恋のよるべのなさを描いた短編小説集。 新装版B6サイズ/50P

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